ここ数年明らかに体が重く、体型も全体的に大きくなったと感じていました。ダイエットを始めたものの、効果が出るまでにはある程度の時間がかかる事を覚悟していたので、それまでの間は着痩せ出来る服を着て何とか周囲に太った事を誤魔化したいと考えました。そこで私が取り入れた着痩せのための服は、収縮色として有名な黒を使うという事でした。本当は白の方が好きですが、白は膨張色と言われ実際よりも太って見えるのでひたすら避け、とにかくスマートに見える黒い服を着るようになったのです。私は特にお腹周りのお肉が気になっていたのでトップスに黒を取り入れる事が多かったですが、確かに実際の体型よりもスッキリした印象になり、最初はその効果に満足していました。ところが、黒は確かに収縮色ではあるものの、細めのTシャツやカットソーなどのタイトな服だと体のラインがハッキリと出ます。気になっていたお腹周りのお肉のラインが黒でより強調され、「私のお腹にはこんなにお肉が付いています」と一目でわかってしまう事に、鏡に映った自分の姿を見て気がつきました。着痩せを狙ったはずが、逆に気になる部分を強調する羽目になり失敗した出来事でした。この失敗を活かし、その後は黒を使うのはそのままに、シャツやセーターなどのタイト過ぎない服を選ぶように気をつけています。